2011年08月22日

ネイティブスピリット ④

その日受ける儀式は、『スウェットロッジ』と呼ばれる浄化の儀式。
円錐形のテントの中に入り、ネイティブの歌を歌いながら
精霊たちと一緒になって体や精神を浄化していく儀式だそうだ。

ネイティブの儀式が受けられる。
そんな珍しいことが体験できるというだけでうれしく、
精霊とか、精神を浄化する、とかは、さほど期待していなかった。
ミーハーな気持ちで儀式を受けようとしているだけだった。


ネイティブスピリット ④


すぐそこは森が広がっている。広い敷地の奥の芝生にテントが立てられ
焚き火が燃え盛っている。その中には、溶岩石が入っていて
お昼ごろからカンカンに焼いていたそうだ。

その溶岩が「グランドファザー」(大地の父)と呼ばれていて
儀式が始まるとその溶岩をテントの中に入れ、薬草や水をかけて蒸し風呂状態になる。

今日は酋長さんの17歳の娘さんが儀式を取り仕切るようだ。
その側には、酋長さんの奥さんと親戚の人がサポートするという体制。

娘さんは、この若さで「メディスンマン」という肩書きを持っている
すごい力を持った子らしい。


「グランドファザーに挨拶をしなさい。ここに来たのかを告げてから中に入りなさい。
必ずその答えを与えてくれるでしょう。」



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Posted by Life Vision Adviser      前田::大::介: at 22:30│Comments(0)☆EAGLEの視点☆
 
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